- NFTを買ってみたい!
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こんにちは、ヤギです。
NFTは、2021年頃に超高額の価値がついて一気に有名になりました。
スクショすればコピーできる、そんな「デジタル画像」に数億の価値がつくなんて、これまで考えられませんでしたよね。
NFTって本当に面白くて、奥が深いです。
この記事は、「そんなNFTをあなたも買うことができますよ。」ということを伝えたくて書きました。
あやさんのように、「NFTって自分にも買えるのかな?」と悩んでいるのであれば、ぜひ読んでみてください。
大丈夫、この記事に書いてある手順に沿って進めれば、2〜3時間後にはNFTを買うことができます。
NFTを制作している僕の経験をもとに、簡単、丁寧に説明しています。
この記事を読み終わる頃には、あなたの手元には「お気に入りのNFT」があることでしょう。
それでは、さっそく進めましょう。一気にやっちゃうぞ!
NFTを買う流れを理解しよう
まず最初に、NFTを買う大きな流れを理解しましょう。
早く買いたい、説明はいらないよって方は、この章を飛ばしてください。
- お金を用意する
- NFTを選んでポチる
- NFTを保管する
これがNFTを買う流れです。簡単ですよね。
でも、本当にこれだけです。普通の買い物と同じなんです。
NFTって聞くと、なんだか難しそうで、構えちゃいますが、
難しいのはNFTの仕組みであって、買うのは普通のお買い物と同じです。
もう少し具体的に話しますね。
お金を用意する
お金を用意するっていうのは、
具体的に言うと、仮想通貨である「イーサ(ETH)」を用意するということです。(円をイーサに換金します)
NFTは、ネット上にあって、地球規模で取引しているものです。
だから、共通のお金が必要になります。それが、イーサ(ETH)です。
円が日本のお金、ドルがアメリカのお金なら、イーサ(ETH)は地球のお金です。
イーサ(ETH)の入手方法は後ほど詳しく丁寧に説明しますね。
NFTを選んでポチる
NFTにも色々と種類があり、金額もバラバラです。
1枚の絵が億単位になるものから、数百円のものまで様々です。
NFTが売っているオンラインショップに行って、好きなものを選びましょう。
金額的にも、内容的にも気に入ったNFTが見つかったら、最初に用意したイーサ(ETH)を使ってポチります。
ただし、あなたがコンビニでチョコレートを買うとき消費税がかかるように、
イーサ(ETH)も買うときに手数料(ガス代と呼ばれる)がかかります。
だから、イーサ(ETH)はその手数料分も見込んで、少し多めに用意して買い物に行きましょう。
NFTを保管する
NFTを買ったら、保管しましょう。
NFTの保管場所は、スマホやパソコンの中じゃありません。インターネット上に保管します。
ちなみに、「NFT」の最大の特徴は、「画像」などデジタルコンテンツ自体ではなく、その「所有権」を手に入れることなんです。
画像などのデジタルコンテンツは、コピーしようと思ったら、スクショすれば可能です。
ただ、そのコンテンツを「持っている」という証明を全世界に対してできるようになった技術を使って作ったのが「NFT」なんです。
このNFTの持ち主はヤギさんだったのか!
えー、ヒツジさんこんなNFTも持ってるんだー。
だから、Twitterのアイコンで、六角形のもの(普通は丸だけどNFTは六角形)をたまに見かけると思うのですが、
そのアイコンをタッチすると、
- そのNFTの作者
- そのNFTの所有者
- そのNFTのコレクション名
- そのNFTの作品名
- 契約アドレス
- トークンID
- ブロックチェーン名
- トークン標準
など、その画像に対する詳細な情報を見ることができます。
これがNFTの特徴で、世界に対して、「このコンテンツ(画像など)を持っているのは、自分だ!」と証明できるんです。
現実の世界でいうと、持ち主が持っている有名絵画本物の証明「鑑定書」と似ています。
有名な絵画も、絵そのものというより、今は誰が持っているんだという、「所有権」が注目されますよね。
確かに、絵画は複製できるけど、本物は誰が持っているんだろうって考えちゃう。
NFTを実際に買う前に、もう少しNFTのことを理解してからにしたいなという場合は、
下記記事をサクッと読んで戻ってきてください。
実際にNFTを買ってみよう!3ステップ
ちょっと前置きの説明が長くなりましたが、
さっきの手順に沿って、さっそくNFTを買ってみましょう。
NFT購入までにかかる時間は、2時間〜3時間程度です。
半日あれば余裕です。
まず、手元に用意してもらうものは下記です。
- スマホ
- 写真付き身分証明書(運転免許証)
- パソコン(あると見やすいです)
- ネット銀行口座(10,000〜30,000円)
ちなみに、ネット銀行(住信SBIネット銀行とかauじぶん銀行とか)の口座がない人は、すごく便利なので作っちゃいましょう。
NFTを買うためには、「銀行振込」をする必要があるのですが、ネット銀行があればスマホでサクッと出来ちゃいます。
また、いちいちATMに行かなくてもいいし、給料の受け取り口座にしたり、預け入れる金額によって、各種手数料が無料になったりするのでお得です。
step1 お金(イーサ)を用意する
あなたが、今持っているお金は、おそらく日本円。それを仮想通貨であるイーサに変えましょう。
円をイーサに変えるためには、専用の仮想通貨取引所口座が必要になります。
仮想通貨取引所で口座を開設する
下記記事を参考に、口座を開設してみてください。
投資やトレードではなく、NFTに特化して、おすすめの仮想通貨取引所口座を厳選しています。
仮想通貨取引所でイーサ(ETH)を手に入れる
口座が開設できたら、次は実際に日本円をイーサに変えます。
ネット銀行から、作成した仮想通貨取引所の口座へ、日本円を振り込みます。
その後、イーサに換金しましょう。
イーサに換金するときのポイントってあるんですか?
あるよ!慣れないうちは「販売所」で購入、なれてきたら「取引所」で購入がおすすめだよ。
なんでですか?
手数料が違うからだよ。取引所のほうが手数料が圧倒的に安いんだ。
step2 NFTを選んでポチる
いよいよ、NFTを実際に買います。
なんかちょっと、ワクワクしますね。
さきほど手に入れたイーサを使って買うのですが、口座から直接買えるわけじゃないんです。
あなたも、現金で買い物をするときは、銀行口座から自分のお財布にお金を一度移動しますよね。
同じことをNFTを買うときにもします。
ウォレットをつくる
ウォレットは、その名の通り、オンライン上のあなた専用のお財布です。
無料で作れます。実際に作ってみましょう。
「ウォレットの作り方」記事にも書いたけど、自分のウォレットの「シークレットリカバリーフレーズ」は誰にも教えてはいけません。
なんでですか?
ウォレットの中身が盗まれるからです。本当に詐欺が多くて、言葉巧みに詐欺師はあなたのウォレット情報を聞き出そうとします。
え、、、気をつけます。
NFTを実際に買ってみる
いよいよ、NFTの購入です。
NFTで最も有名なサイトは「OpenSea」です。
NFTマーケットプレイスは他にも種類がありますが、歴史があり、世界中の人から利用され続けているOpenSeaがおすすめです。
購入手順は下記の通り、
- OpenSeaにアカウント登録
- NFT購入
さっそく手順をみながら、実際にアカウント登録をやってみましょう。
OpenSeaにアカウント登録
まずはOpenSea(←リンク)にアクセス。
はじめに右上の「Connect wallet」をクリック。
「Connect your wallet」というウィンドウが出てくるので、「MetaMask」をクリック。
メタマスクのウィンドウが立ち上がるので、自分のウォレットのパスワードを入力し、ロック解除をクリック。
自分のメタマスクのアカウントが出てくるので、問題なければ「次へ」をクリック。
メタマスクに接続することの許可が求められるので、「接続」をクリック。
続いて、「署名」の要求です。メタマスクとOpenSeaの接続を許可しますか?という意味なので、「署名」をクリック。
日本で言うところの、「捺印」みたいなものです。
最後に、OpenSeaの利用規約とプライバシーポリシーに同意した意味で、「同意して署名する」をクリック。
これで、自分のメタマスクとOpenSeaを接続することができました。
自分が持っているイーサや、購入したNFTが2つのサイトの間で行き来できるようになりました。
続いて、OpenSeaのサイトで、プロフィールを整えましょう。
OpenSeaの画面、右上の○印(自分のアカウント)をクリック。
「Settings」をクリック。
自分のプロフィール情報を記入するウィンドウが出てくるので、整えましょう。
「ユーザーネーム」と「メールアドレス」は、最低登録することをおすすめします。その他は準備ができたら順次でもいいと思います。
記入したら、一番下の「Save」をクリック。
そうすると、登録したメールアドレスに、OpenSeaからメールが届きます。
到着したメールに書いてある、「Verify your email(あなたのメールを確認)」をクリック。
クリックすると、OpenSeaのサイトに飛びます。
「Your email has been verified!」メルアド連携完了です。
お疲れさまです。これでOpneSeaの利用ができる状態になりました。
NFTを購入する
あとは、あなたの好きなNFTを購入するだけ。
OpenSeaの検索ボックスに購入したいコレクション名を入力して探すか、ランキングなどから購入してみましょう。
コレクションの詳細ページから買いますが、どのボタンをクリックすればいいかわからない方もいるかも。念のため、図解説明を載せておきます。
- シリーズ名
- 買おうとしているNFTの名称
- 現在のオーナー(所有者)
- 購入金額とボタン
- 提示金額で今すぐ購入(Buy now)
- 購入したい金額を提示する(Make offer)
step3 NFTをウォレットに保管する
最後はNFTをウォレットに保管します。
保管といっても、あなたが何かするわけではなく、
ウォレットに購入したNFTが表示されていることを確認するだけでOKです。
OpenSeaで購入した時点で、保管も同時に完了しています。
OpenSeaのプロフィール画面に、購入したNFTが表示されていると思います。
ちなみに、メタマスク側でもNFTを確認することができます。
NFTを楽しもう!
無事、お気に入りのNFTを手に入れる事はできましたか?
普段パソコンをあまり触らない人には、少し大変だった部分もあったかもしれませんね。
お疲れ様でした。
ただ、一度ここまで設定してしまえば、あとは簡単です。
- お金を振り込んでイーサを入手
- METAMASKに送金
- OpenSeaでNFTを購入
次回以降は、上記の手順で簡単に購入できます。
お気に入りのNFTを手に入れて、PFPにしたり、コミュニティに入ったり、楽しいNFTライフを送って下さいね。
NFTに慣れてきて、興味があれば、NFTの作成や販売に挑戦してみるのも楽しいと思いますよ。